今宵は『ルパン三世 ルパンvs複製人間』を観ながら、AEONオリジナル発泡酒500缶を積み上げている。
既にオープニングから泣いているのは、尊さ故の事。
映画作品の中では、間違いなくカリオストロに次ぐ人気作であることは間違いない。
無論僕も、小学生の頃から、彼此200回は余裕で観ているお気に入りの作品だ。
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この作品から覚えたのは、ズバリ『生きる意味』一択だろう。
ただ淡々と生き続ける事に何の意味があるのか? 愛する相手がいて、尊い仲間もいる。それらと喜怒哀楽を共有し、スパイスまみれの刺激的な一生を謳歌する。
長生きする事を目的に生きたところで、それは人間の形をした人形でしかない。
強く逞しく、それでいてセンシティブで情にもろい。
そんな大人になりたいと思わせてくれた一本だったりする。
やはりツボに入るのは不二子とのやり取りだろう。騙し騙されながらも、不二子の目的はルパンをいつまでも生かす事。
一方、ルパンの目的もまた、不二子との愛を貫き、我が手に収める事だったりするのだ。
まあ、友人二人からは、不二子と手を切らないルパンに剛を煮やし、挙句ケンカ別れをしてしまうのだが。
同じ様な事が、僕の人生にもあったなぁ。
まあ詳しくは書けないけど。
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小さい頃から、尊敬する大人がルパンだと言い続けてきて良かった。
身なりを整え、外見のみならず内面も気にしながら生きていきたいものだね。
久しぶりのルパン体験は、僕を原点に立ち戻らせてくれた気がするよ。
拘りとプライドを捨てず、自己を全うせよ。
そんなメッセージをもらった気がしてならぬいがどうだろ。
まあ、考え過ぎだろうけどね。
へば。