天命、そして伝説へ。

アラフィフのサラリーマンライター『椎間板』が、終末までに高所得者へ上り詰めるまでのプロセスについて書き綴っていくという、完全自己満ブログです。

つまらない夕暮れに。

あまりに不毛過ぎて、今日も定時まで辛抱出来なかった。

 


早退する旨をチャットでチーム内に知らせようが、反応は皆無。

 


俺は何てこの会社にいるのか?

甚だ疑問である。

 

 

 

自宅を後にして、近所の公園で向田邦子のエッセイを読みながら、毎日の不安を紛らわす。

 


しかし何で文章の上手い人なんだろうと、今更ながらに向田邦子氏の凄さを感じながらも、時折よく分からない不安に襲われながらも平然を保とうと必死でもがく。

 


しばらくすると読書に飽き、無我の境地に似た精神的なツボにハマり、自己嫌悪に陥る。

 


俺、頭おかしいのかな、、、?

 


何て思いながらも、まあ大丈夫だろうと誤魔化しながら、再びボケーっとしていた。

 

 

 

怪訝そうな顔で力強く歩く、仕事帰りのサラリーマンや、女性らしいグラマーな肢体をアピールするかの如く大胆な格好で闊歩するセクシーなOL。道行く一般人を眺めながら、彼らはきっと普通レベルの生活力があるのだろうとか、集団生活にも難なく溶け込めるスキルも持っているのだろう等、よく知らない人を羨みながら、またしても自己嫌悪に陥る。

 


私に向田邦子程の文章表現力があれば、アラフォーで貯金無しの窓際族には成り下がらなかっただろうなと、子供染みた妄想を繰り返す。

 


いやいや、今日も今日とて、何の収穫も発展も光明も見えない、全く意味のない一日を過ごしてしまった。

 


しかし、友人からもらった一通のLINEが、打ちひしがれた自分を潤してくれた事が、唯一の嬉しい出来事だった。

 

 


誰からも相手にされず、誰からも信頼されない冴えないアラフォーにとって、数少ない友人の存在がいかに尊いかを思わされた。

 

 

 

酒を経って早2ヶ月。何だか無性にウィスキーをがぶ飲みたい衝動に駆られた一日だった。

 

 

 

さて、ぼちぼち家に帰ろうか。

 

 

 

へば。

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