天命、そして伝説へ。

アラフィフのサラリーマンライター『椎間板』が、終末までに高所得者へ上り詰めるまでのプロセスについて書き綴っていくという、完全自己満ブログです。

処暑。

 

 

潜水艦の事故のニュースを見て、何だかやるせなくなった。

 

被害者の中には、まだ思春期真っ盛りの青年もいたそうだ。

 

どうだろう。
それはさぞ無念だったろうなと。

 

悔しい気持ちを声高に叫びながら、爆発のその時を迎えたのだろうか。


まだ見ぬ友人、恋人への憧れを捨てきれぬまま、果てたのだろうか。


そう思うと、他人事ながら胸が張り裂ける思いがする。

 

個人的なことを言うと、僕にとって素晴らしい時間は、大人になってから訪れた。

 

でも、大人になったら一人でいる時間が圧倒的に増えた。


寂しい、不安だと思い続けながら過ごす毎日は、若かりし頃と比べると圧倒的につまらないし、不毛だ。


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まるでこの人生は、沈んだままの潜水艦のよう。

浮上する方法を忘れた、ポンコツのそれに他ならない。

 

電話のディスプレイを見れば、催促のメールや着信が踊る。職場で私に話しかける者は皆無で、生きている実感を覚えるのは、一銭の価値にもならない駄文を連ねている時だけだ。

 

気づいたら、もう2週間近く言葉を発していない。


そんな中年になるなんて、十代の頃は思っていなかった。 

 

そうなるくらいなら、大人になんてならない方が幸せだったのかななんて思ったり。

 

でもそれは、潜水艦事故で亡くなった子に申し訳ないね。


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日毎に暑さは増し、段々と本格的な夏が近付いてきた。

 

子供たちはどうしているだろうか?

 

海やプールへ行きたいのかな。

 

はたまた家族で公園でも行って、かき氷でも食べたいなんて思っているのだろうか。

 

親としてはもちろん、人としても落ちぶれたものだ。

 

昨日、子供の誕生日だったことに今更気づくダメな親である。

 

存在そのものを無かったことにしてくれないだろうかと、本気で思ったりもする。


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どこの会社で文章を書いても、結果は同じだったりする。

 

無駄にキャリアを重ねただけで、商業的な文章など未だ書けずにいる半端っぷりだ。

 

書けどもSEO順位は上がらない。

 

紙上がりの中年ライターの力なんかそんなものかと匙を投げたい気分だ。

 

ライター稼業なんてものは、良くも悪くも自由。
毎日やろうがやるまいが、原稿を書き上げて、結果を出せたら何の問題もない。

 

でも、もう無理なのかなと思い始めている。

中年らしく不動産営業をするとか、工場の流れ作業に加わるとかね。

 

そう言えば、スーツ持ってないし、体力もないわ。。。


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「もう上がっていいですか?」

 

という声に、対して上司はこう返す。

 

『もちろん、お好きなように動いてください』

と。

 

そうか、もう自分は小言すら言われない存在に成り下がっていたのかと。

 

そういや、久しぶりに声を出したな。

 

とりあえず帰ってもいいと言われたので、この駄文をアップしたら海の方まで歩いていこうかなと。

 

つまり、明日は仕事を休みます。

 

水のペットボトルを大量にもらったので、いくらでも歩けるぞ。

 

楽しい月曜日を。


へば。