天命、そして伝説へ。

アラフィフのサラリーマンライター『椎間板』が、終末までに高所得者へ上り詰めるまでのプロセスについて書き綴っていくという、完全自己満ブログです。

2023年10月26日(木)「ビターズエンドか大団円か」

映画に於いて、一番好きなラストは何か?と問われたら、間違いなく『ダウン・バイ・ロー』を挙げる。

 

出会いから喧嘩ばかりのザックとジャックが、V字路で別々の道を選ぶあのシーンがとても好きだ。もっと言えば、お互いの服を交換するシーンでグッときてしまう。

 

態度こそ素っ気ないものの、心はしっかりと繋がっている。

何せ「ダウン・バイ・ロー」という言葉は、スラングで”親しい兄弟”を意味する。

つまり、そういうことが言いたいのだろうと。

 

ストーリーを思い返せば、何の変哲もないロード・ムービーの王道と言える構成なのだけど、ザック・ジャック・ロベルトが不意に見せる細かい心理描写が、ストーリーに重みを付けている。

 

爽やかな感動と共に、大きな喪失感に襲われる。

嗚呼、素晴らしい映画を観たのだ!と思わせてくれる理想的な最期だと思うのだがどうだろう。

 

人に言わせりゃそれは大団円なのだろうが、私にとってはビターズエンドに他ならない。

 

やはり苦いものだ。

たった2時間程度で心鷲掴みされ、終わってしまえば現実に戻される。

嗚呼、彼らは一体どうなるのか。。。

 

消化不良という訳ではないのだけど、どこか釈然としない。

確かに満足感も覚えるのだけど、それ以上に喪失感がデカい。

 

まあそれが映画の良さなんだけど。

 

※※※※

 

好きな映画や音楽の話ばかりするのもどうかと思うので、最近は意図的にB級・C級の作品に触れている。何を偉そうにと思うかもしれないが、世の中にはなぜこんな作品を作ったのか? と首を傾げてしまうものが山ほどある。

 

そして先日、一本のクソ映画を観たのだが、これが本当に酷かったのだ。

あまりに酷すぎて、連続で鑑賞してしまった程である。

 

それはまた次回、じっくりと綴っていこうと思う。

 

 

※※※

 

 

全く関係ないのだけど、今日は何だかボサっとしていて、結構大事なミーティングに出るのを忘れてしまった。

 

怒られはしなかったのだけど、小学生みたいなチンケな嫌がらせを受け、最悪な気分で一日を終えた。

 

何を偉そうに。

 

へば。