天命、そして伝説へ。

アラフィフのサラリーマンライター『椎間板』が、終末までに高所得者へ上り詰めるまでのプロセスについて書き綴っていくという、完全自己満ブログです。

2024年3月4日(月)「話題のアレを鑑賞してみた」

すべての作品が見放題【ABEMA】

福利厚生の一環として、ネットフリックスとYoutubeプレミアムをフリーで使うことができる。

まあ映画制作事業なんてものがあるくらいだからおかしくはないのだけど、別に仕事に活かす作品を視聴することはない。

 

で、最近気になっている作品を視聴してみたので、自分なりにレビューを。

 

『忍びの家』

 

はい。

大谷選手も観ていると公言したことから、一気に視聴数を増やしたあれです。

現在ではNetflixランキングで世界2位になったなんてニュースも流れたことから、さらに視聴数を増やしていると思われます。

 

日経平均の高騰と並ぶくらい大きな話題として広く知られているのではないでしょうか。

 

 

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

 

 

ネタバレなしで紹介しましょう。

 

結論から言ってしまうと「普通」でした。

 

服部半蔵の末裔と風磨小太郎の子孫との争いという設定は中々面白いかなと。

現代を生きる最後の忍者なんてファンタジーだけど事実なら面白いと思います。

 

しかしながら、ストーリーは結構単調です。

伏線も全て回収されないまま終わってしまうあたりも消化不良でジリジリします。

 

個人的に良かった点は3つ。

 

1.主演の賀来賢人がカッコ良すぎる。

2.音楽が良い

3.吉岡里帆が可愛すぎる

 

これに尽きるかなと。

とにかく賀来賢人がカッコ良い。しかも、コメディからシリアスまで演じこなすスキルの高さも素晴らしいなと。さらにこの作品の原案って、この人発信だったらしく、その手腕も評価されているようです。

確かに、プロットは良かったんだろうなと。

正直、監督がイマイチフィットしていなかったのでは? と思うのだがどうだろう。

外人さんを起用するという視点は良いと思いますが。

 

で、2はBGMです。

和風ではなく、洋楽メインなのが良かったかなと。

忍者の雰囲気をオシャレにしている要因こそ、音楽の使い方ではないかと思います。

無論、キャストの雰囲気やOPビジュアルのモダンさもあると思いますが。

 

そして3は吉岡里帆さんです。

髪が長い。可愛い。そして何より可愛すぎる。

 

吉岡里帆に「忍者はセックスなし?」と言わせてしまうあたりの手腕は買いたい。

個人的には時効警察のアヤクモくんの感じ(どんキツネも◎)がもの凄くタイプだったのだけど、

今回の役はそれらに匹敵するかなと。でも、吉岡里帆さんはやはりコメディ畑が似合うなとも思うが、今回は今回で素晴らしい。

 

最終的な採点はどうか? というと。。。

 

 

6/10(満点)

 

 

こんな感じかなと。

もちろんつまらなくはないです。

殺陣も格好良かったし、話に抑揚もあって見どころは確実にあります。

しかし、何だか惜しいんだよなという感覚が残ったあたりは否めません。

 

賀来賢人ファン・吉岡里帆ファンは観るべき一作なのかなと。

 

アリだとは思います。

 

 

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

 

 

右腕が上がりません。

曲げると激痛が走ります。

コップやカバンを右手で持つと、あぁぁぁぁー!!!ってなります。

 

本気で壊れてると思うんだが、病院嫌いなので放置します。

 

タイピング時にも痛みがあるので、思い切り仕事に支障をきたしているのだけど、もし大きな怪我だったりしたら怖いので、病名は知りたくないかなと。

 

臆病だな。

 

しかし、かれこれ1ヶ月以上痛みが消えないあたり、やはりどこかを大きく損傷したのだろうか。。。

スポーツもやっていないし、このところは体の不調もあって深夜の肉体労働も休んでいる。一体原因は何なんだろうか。。。

 

 

⭐︎⭐︎⭐︎

 

 

作品にもよるが、レビューものを書くとPVがグンと上がるので、今回はあえて注目の作品を視聴し、それをレビューしてみた。

 

やはり安定した生活を送るには、莫大な副業収入が必要だと判明した為、マジョリティを意識したブログ作りにややシフトしたという。

 

何せバイトができない。

体の不調が第一の理由なのだけど、書き物仕事も年齢が影響しているのか、中々契約を結ぶことができないというね。

 

意味不明な理由で減俸されてしまったので、とにかく仕事が欲しい。

できれば肉体労働をやりたいのだけど、多分無理。これだけの痛みを抱えてまともに働けるとは思えないし、何より最近は本業がバカみたいに多忙だったりする。

 

早朝4時に出発し、夜中25時に帰宅するというサイクルを週3回。

その隙間に肉体労働を入れようものなら、速攻体がおかしくなるかなと。。

 

なのでブログをもう少し頑張って更新しようかなと。

 

読者の皆さんがポチポチしてくれることを・・・ってしないか。

 

大した広告載せてないしなぁ。。。

 

まあ引き続き仕事を探そう。

マジでヤバいので。。。

 

へば。

2024年2月29日(木)「食の趣向」

お得なキャンペーンに片っ端から参加している。

 

いわゆるセルフバック的なやつである。

さらに、ポイ活とやらもやりはじめ、できればそれで食費くらい賄えないものかと。

 

先日、某バイトの「試験」として健康診断を受けたのだが、栄養レベルがヤバいことになっており、何を食べて生きているのか? と問診でキツく怒られてしまった。

 

まあそりゃ仕方ない。

何せ主食はカロリーメイトである。

偏食を超えたワンウェイ・グルメ野郎に他ならない。

 

で、やはり栄養とやらを摂取しなければならんということで、冒頭で紹介したように片っ端からキャンペーンに参加しているという訳だ。

 

手っ取り早く日雇いでもやればいいのでは?

おそらく500人中500人はそう答えるだろう。

 

しかし、現在私は右腕を負傷中である。

しかも、原因不明。

 

ポケットに手を入れるだけで激痛が走ることがあり、流石にそんな時はヤバいのかな? と顔が一瞬青ざめる。

 

 

 

YYY

 

 

そんな食生活を送っていると、本当に直ぐにでも体に悪影響が出てしまいますよ。

 

まあ医師よ、そりゃわかっている。

わかっているけどやめられないんだ。

君のお財布と僕のお財布の厚さを比べたらわかるさ。

 

という訳で、肉体労働以外の副業も探し始めている。

 

ちなみに、投資とギャンブルは論外だ。

何せ種銭が皆無である。

 

さらに利き腕をさほど酷使しないことも条件に加えたい。

 

さて、そんな自分に何ができるだろうか?

 

 

YYYY

 

 

ちなみに僕はグルメではない。

 

美味しいものは好きだが、バカ高いものはあまり食べたことはない。

 

かつて取材で高知県へ行ったことがあるのだけど、そこで食べたうどんの価格に驚いたものだ。その額なんと200円。

 

2週間程度の張り付き取材だったので、毎日そこで食べていたことを思い出す。

その値段にもかかわらず、やはり本場とあって味は絶品だったんだよね。

 

今よりお金を持っていたから、日に2食とか食べていたもんだ。

 

ちなみにちょっとびっくりしたんだけど、もう今って100円マックとかないんだね。。。

マックのハンバーガーって昔60円とかだった気がするんだけど気のせいかな?

 

今は170円もしていると知った日にはかなり驚いたもんだ。

まあ確かに吉野家も余裕で400円オーバーしてるっていうし(昔は280円だった)、タバコも一箱600円超えでしょ? もう何も買えないって!

 

と、言いたくなる程の物価高。

そりゃ栄養失調にもなるって。

 

まあそもそも食欲ってもんが欠如しているからいいんだけど。

 

 

YYYY

 

 

食欲を増進させる奥の手として「飯テロドラマ」というジャンルに手を出してみた。

 

まあ貧乏ゆえ、食欲旺盛になってもらっても困るんだが、このレベルで物を食わなくなると、そもそも食欲自体がまだ生きているのかが不安になったもので、ちょっと試してみた。

 

孤独のグルメ」や「深夜食堂」は鉄板だが、それ以外にもいくつか視聴。

「博多明太ぴりからこちゃん」(アニメ)、「焼きたて!ジャぱん」(アニメ)、「おいしい給食」、「ゲキカラドウ」、「めしばな探偵タチバナ」、「絶メシ」、「ミスター味っこ」(アニメ)、「ワカコ酒」などなど。

 

正直、アニメ系は酷かった。

食欲はもちろん、内容にゲンナリしてしまった。

しかし、ドラマはどれも素晴らしく、中でも「おいしい給食」はダントツで面白く、シーズン3を早く解禁してほしくてたまらない。さらに変わり種で言うと「めしばな探偵タチバナ」も捨てがたい。佐藤二朗の芝居が素晴らしいのは当然だが、扱うグルメが全部インスタントやレトルト、さらにはうどんや牛丼など、チープなものに特化しているあたりが非常に良かった。ちょっと食べたくなったもの。

 

飯テロとは言えなかったが、作品として楽しめるものばかりで、今後は定期的にチェックしてみようと思った。

 

 

Y

 

食わんということは、相当痩せたのではないか?

と思われる方もいるだろううが、中年になるとそこまで簡単に体重は減らない模様。

 

確かに「入れてはいない」のだが、脂肪はまた別のようだ。

体重も健康時の5キロ減に留まっている。

無食でこれは結構びっくりな結果だ。

 

そう言えば、元祖飯テロ番組と言えば「美味しんぼ」だろう。

これを忘れてはいけない。

 

何気に私は美味しんぼの大ファンだった過去がある。

何だかわかんないんだけど見てしまう。

つまみのジャイアントコーンみたいなもので、ついつい観てしまっていたなぁ。

栗田さんのセリフが良い感じでエロいのも◎。

あと、トリケラトプスみたいな係長も⚪︎。

 

 

YYYYYYYY

 

 

最後になるが、またしても会社で揉め事を起こしてしまった。

まあいつもの如くだが、最悪な上司と小競り合いになってね。

もちろんこちらは悪くない。

 

あまりに横暴なので、我慢できずつい壁ドン。

左手だから大丈夫だったが、やはりタメ口はお偉い方から厳重注意を受けてしまったが。。

 

薄給とパワハラ

かつ業務過多。

 

よく生きてるよな、自分。

って本当に思うな。

 

ちなみに今一番食べたいのはグミとベビースターだな。

舌も幼稚なんだな。。。

 

へば。

2024年2月26日(月)「不安人間」

色々な意味で「終わっている」と感じる我が身だが、この一年限定で努力というものをしてみようと思い立ち、早2ヶ月が過ぎた。

 

結局、さほど努力をしている訳ではないのだけど、以前よりも前向きに仕事へ臨んでいる気がする。

 

まああくまで気がするだけだけど。

 

自分がどうなりたいのか? を考えるのは30代まで。

40代に突入したら、もうどうにもなれないので、理想を掲げるのはやめた方が良い。

 

かくいう私も、将来について熱っぽく語らなくなったのは、会社を畳んだ10年程前、つまり30代半ばの頃だった。

 

 

★★★

 

 

収入が激減した後、最も近い身内から「体たらく」だと揶揄された時、もう何もかもに嫌気がさした。

相手は軽く叱咤する意味で言ったのだろうが、その一言で堪えていた支えが壊れ、力技で身内を遠ざけてしまった。

 

後悔はないし、申し訳ない気持ちもない。

 

それとは全く逆の感情の方が濃いと言っても過言ではないだろう。

 

とは言え、自分に商才がなことはわかっていた。

過去の小さな成功は、単に刹那的な偶然に乗っただけであり、瞬間最大風速みたいなものだ。

それに、周囲のスタッフの能力が高かったあたりも大きな要因と言える。

世の社長、特に実業家と言われている方の多くは、周囲の力に助けられている部分が大きいと思う。

 

つまり何が言いたいか?

ズバリ、金とコネさえあれば、ある程度の成功なんて簡単に手に入るってことだ。

 

 

★★

 

 

久々に長めのフィクションが書きたくなったので、今はどんなテーマのものが多いのかを調べてみた。

先日の直木賞(芥川かもしれん)の受賞作品の一部をAIが書いていたなんてニュースを見たが、今やそこが注目されてしまうんだなと。

 

でもまあゴーストライターと似て非なるものと考えれば、あながちAIの力を借りることは悪くないと思ってしまう。とは言え、自分なら受賞を辞退すると思うな。そこまで強心臓ではない。正直、図々しい作家だなとは思った。

 

書き手としての自分に能力がないことは、これまでの実績を見ればわかること。

この歳にして大きな受賞歴もなければ、連載を持たせてくれるコネも実力もない訳で、その道一本で食っていくのは既に不可能だと断言する。今のように、事実だけを正確に書き綴るライターが関の山なのだろう。

 

しかし、下手の横好きは治らないもので、やはり書きたいのである。

事実は小説より奇なりと言われるそれを小説で書いてやろうではないかと。

 

嘘みたいなノンフィクションの数々を体験してきた自分にとって、それらを文字に書き起こすのはもはや使命なのでは? と思えてならない。だからこそ、時間をかけても長いものを書くべきだと思っている。

 

 

 

 

右腕を支配する原因不明の痛みの正体は何なのか?

多分「アイーン」とかを披露しようものなら、悶絶レベルの激痛に襲われるだろう。

まあやらないが。

 

お笑い芸人ではないし、スポーツもやらない。

それなのに患部は普通に生活をしていれば絶対に傷めないような箇所だったりする。

老化? それとも単なる摩耗・消耗か?? 何かにぶつけた記憶もないし、捻った訳でもない。

 

まあ謎。

 

半月経っても痛みの程が変わらないというのが逆に怖くてね。

今より痛みが酷くなる訳でもなければ、軽くなる訳でもない。

そういうのが一番怖かったりする気持ち、わかるかな。

 

痛み止めの薬、湿布、それらは全く効果なし。

一体なんなんだろう。

 

ポケットに手を突っ込む動きだけでも激痛が走るって、結構マズいのかな。

 

まあいいか。

 

 

⭐︎⭐︎⭐︎

 

 

不安のない暮らしって最も幸せな状態なのではないだろうか? と思えてならない。

 

何か一つでも不安が解消すると、一時は物凄く楽な気持ちになるものの、数時間も経つと次は他の問題がやたらと気になってしまったりする。つまり、今の自分は不安のタネで構成されている「不安人間」で、ブドウの実の如く不安を抱えているのだ。削いでも削いでも次々と別の不安が顔を出すというね。

 

嫌になる。

よく死なないもんだなと、たまに自分に驚くこともある程だ。

 

だから、今の目標は不安のない暮らしを送ることに尽きる。

 

負い目なく、後ろ指をさされることもなく自由に何かをやってみたい。

思うままに生きる爽快感を感じてみたい。

 

それってさほど特別なことではないのかもしれないけど、自分にとっては億万長者よりも羨ましい存在だったりもするんだな。

 

 

⭐︎⭐︎

 

 

陽が落ち始めた時の赤みを目撃すると、嬉しくなるよりも悲しくなってしまう。

守られていた子供時代がどれだけ尊いのかと思えてならない。

 

大人になる自信など持てないまま、気づいていたら大人になってしまった私のようなファンタジー野郎にとって、ノスタルジーは単なる逃げ場になってしまっているのだろう。郷愁の念が物凄く邪魔に感じること、ありませんか?

 

さて、明日はどのくらいつまらない一日になるのか?

 

へば。

2024年2月21日(水)「ありのまま過ぎる怠惰な一日」

2時間集中し、その日分の仕事を終わらせると、ため息をつく以外にやることがなくなった。

 

きっと出世コースをひた走る人は、それが終わると次の仕事を探し、自発的に動くというサイクルで仕事を全うするのだろうけど、僕にはちょっと無理かなと。

 

しかしながら、何もノルマをこなすだけの仕事をしている訳ではない。

やるべきことと種まき作業、その両方を瞬間的にこなしているだけのこと。

 

故に精度は低いだろうが、思考するクセは付いていると思われる。

 

 

 

 

昨日までとは打って変わって真冬の気候に。

 

患部を冷やす意味もあるが、そんな日に水風呂に入るという暴挙に出た僕は、そのうち心臓発作で倒れるのだろうか。。

 

そして週末は雪が降るとか何とか言われているそうだが、まあはっきりしてほしいものだ。

 

寒いなら寒い、暖かいならしばらくそのままでお願いしたい。

 

どっちつかずが一番迷惑である。

まるで駆け出しの政治家かデーブ大久保みたいな感じか。

 

 

※※

 

 

久しぶりに食品を購入。

弁当か? 惣菜か?? 

 

否。

 

魚肉ソーセージである。

 

決して好きな訳ではないのだけど、小腹対応に丁度いいのだ。

もう固形カロリーメイトはうんざりなんだよね。

 

しかしながら魚肉ソーセージの一番美味しい食べ方は、カレー粉で炒める方法に尽きる。

 

晩酌を欠かさなかった裕福な時代は、それを肴にハイネケンを無限に空けていたものだ。

 

 

※※※

 

 

勤め先がテレワークを推奨している為、出社は週に2回程度である。

 

それ以外の日はコンビニのイートインコーナーが主戦場になるのだが、今日は生憎の満席。

しかも朝から夕方までガキどもの巣窟と化しており、已む無く隣のコインランドリーでキーボードを打ちまくっていたという。まあ、今もいるんだけどね。

 

もちろんWi-Fiはコンビニ発。

隣だからスムーズに動くのだけど、たまに洗濯をしにくる若い女性の目線が非常に痛い。

 

このオッサンは洗濯もせずに何をしているのか? という疑惑の目で攻めてくる。

 

まあそんなことは知ったことではないので、こちとら外界を遮断してお仕事に勤しんでいるのだけど、洗濯機も乾燥機も回っていない中で、PCのディスプレイと睨めっこしている奴がいたらそりゃ怪しむわな。という訳で、誰かが警察に通報。

 

そして人生20回目くらいの職質をくらい、コンビニへ戻るというね。

やっとこさ席が空いたからよかったものの、危うく行き場を失うところだった。

 

 

※※※※

 

 

このところ映画ばかり観ていたので、今日は箸休めにアニメ鑑賞に興じた。

 

完結している作品を一気見する楽しさは格別である。

今日はまず、2週目となるが『オッド・タクシー』をテレビ版・映画版と続けて鑑賞。

 

控えめに言ってかなり面白い。記憶を失くした状態でもう一度観てみたいと思うアニメは、このオッド・タクシーとシュタインズ・ゲートくらいのものだろう。

 

で、次に鑑賞したのは『サマータイム・レンダ』という作品。

ジャンプかなんかで連載していた作品らしいのだが、内容は結構ダーク&グロ。

ストーリーは良かったが、絵が何となく好きではない。

 

そして本日の締めとして選んだのは『からかい上手の高木さん』である。

正直、いい中年がなんて作品をチョイスしているのか? と思われそうだが、これが何とも面白い。映画版でエンディングが見られるのだけど、最後は結構感動したもんだわい。という訳でこれも3週目か。。。これと氷菓はちょっと観るのが恥ずかしいけど観てしまう作品だな。

 

リピート作品ばかりなのは、やはり冒険する勇気がないからなのだろう。

それと、あまりにオタク臭がキツい作品も遠慮したいところだし。

 

それを言ったらシュタインズ・ゲートなんてキャッチャーしか観ない作品なのでは? と思われるだろうが(何せ舞台がアキバだし)、あれは別格。東京人がジャイアンツを応援するが如くミーハー的な趣向だが、あれは敗北宣言を出す程に面白かった。でも、「ゼロ」は最悪だった。

 

さて、この後はトム&ジェリーでも観ようかなと。

シンプソンズみたいなアメリカンジョークしかないおバカな作品でも流し観たいところだが、もっとライトなものが良いと思ってのチョイス。

 

どっちがトムでどっちがジェリーだかたまにわからなくなるよね?

 

 

※※※※※

 

 

ひょんなことから10年前のことを思い返す。

 

好きな商売に手を出し、それを広げまくり、きちんと収益性の高い仕事もこなす。

何だかとても自由人のように振る舞っていたが、実はガチガチのビジネスマンだったことは自分しか知らない感覚なのだろう。

 

使っても使いきれないお金を手に入れるより、僕は有り余る時間の方が尊いと思えてならない。

 

もちろん、ある程度の資本は必要だが、潤沢である必要はない。

やりたいことが100%できる程度のお金さえあれば、あとは時間だけ。

 

当時の僕は、そんな贅沢な毎日を過ごしていた訳で、今の自分からするとかなり羨ましく思えてならない。

 

その後の苦労を思えば絶対に戻りたいとは言わないが、楽しかったことだけ切り取って今の生活に上書きできないかなーとは思う。

 

ビックリマンシールみたいな色々な種類の名刺を持っていた時期が懐かしくて仕方ない。

 

 

※※※※※※

 

 

映画やアニメにハマるのは、単なる現実逃避なのか?

と真剣に考えたことがある。

 

結局、それらに思いを馳せ、空想の世界に飛び立つことで現実から目を背けているのは確かだが、それよりも僕はもっと浅い見方をしているタイプなのだろうと思う。

 

映画は人生に準えるが、アニメは娯楽でしかない。

 

でも、映画だって決して現実味は帯びていない。

所詮エンターティメントと言えばそれまでだが、映画に出てくるのは生身の人間だから、どうしても入れ込む感情が大きくなってしまうあたりは否めない。

 

ロードムービーやドキュメンタリーが好きなのは、きっと僕がロマンチストではないからなのかもしれないなぁと思ったところで、急に『カーマインストリートギター』が観たくなったので、ブログもそこそこに鑑賞しようと思う。

 

トムとジェリーはまた明日だな。

すまんね。

 

 

 

へば。

2024年2月16日(金)「グリコの時間」

いまいちやる気が出ない。

 

まあ常にそこまでやる気に満ちている方ではないので仕方ないが。

 

楽しかった昨晩のことを思い出しながら仕事に勤しみ、思いつくままにタイピングしまくる。

感情を入れてはいけない原稿を書く際、私は無表情で一心不乱にキーを叩く。

が、その状態が続くのは30分が限界。

 

プシューと息を吐き、天を仰ぐこと実に12分。

その後、「お金持ちになったらやりたい10のこと」について妄想を膨らませたり、なぜ黒木華はさほど美人ではないのに欲しくなるのか? について考えてみたり、無料で彼女をゲットする方法を模索してみたりした後、仕事に戻る。その間実に18分。

 

そして今に至る。

 

 

 

 

高校生の頃、不意に横の席からこんな声が聞こえた。

 

「あぁ〜亡命してぇ〜」

 

バカなのか? 仮にも県内の公立ではトップクラスの進学率を誇る上位校に籍を置きながら、そんなアホみたいなセリフを吐いたのは『気取り屋シュウちゃん』の異名を持つ天才だった。

 

何せ彼は現役で横浜国大に合格したにも関わらず、やはり東京のブランドが欲しいと吐き捨て、3浪した末に再度横浜国大を受け直し、観念して入学したという回り道野郎である。

 

何でも彼は、あるマイナーなロシアのスケート選手に酷く恋をしてしまったようで、寝ても覚めてもその何とかフォッカッチャとかいう名前の選手の名を呼び、その娘の足首を齧りたいと神に願っていた。

 

つまり彼は、16歳にしてロシアへの亡命を画策していた様で、何が何でもその選手の足首を舐めまわしたかったそうだ。

 

しかしその1年後、彼は突如として校内最強の異名を持つ超筋肉質天才女子「モンゴリアン小田」との交際をスタートさせることになる。しかも強制的にだ。

 

誰でもいいから抱いてみたいという童貞の願望をフルに叶えた格好だが、些か相手が悪かった。

ある朝シュウちゃんは涙声で私にこう言った。

 

「胸だか腹だかわからなくてさぁ。この大きな胸が最高だねって言いながら三段腹を揉んでいたら、思い切りチョークされて落ちちゃってさ。。。ラブホの延長料金8,000円も取られちゃったよぉ・・・」

 

シュウちゃんは今、どうしているのだろうか。

 

 

★★

 

 

月曜日の午前中のことだった。

オフィスで無我の境地を漂っていた際、何気なく「エア馬券遊び」を敢行した。

 

今から15年前、私の趣味は競馬だったのだが、生活苦と面倒臭さからすっかり足を洗って久しい。

ネットで出馬表を開き、出走馬個々の履歴と調教具合をチェックする。

 

全部予想するのは面倒なので(それが嫌でやめたところもある)1レースだけにした。

 

ふむふむと熟考すること実に15分、私は16頭の中から5頭をチョイスし、本命から抑えまでランク付けをしたのである。

 

そして出走。

 

レースは思った通りの展開で進み、結局掲示板に載った5頭は、全て私が予想した馬たちで構成されていた。しかも1.2.3着は、私の格付け通りの結果に。

 

そして三連単の配当をみるやいなや、泣きそうになった。

結果は何と、60万円を超えていたからに他ならない。

 

もちろん馬券は買っていない。何せ「エアー」だから。

 

競馬をやめてよかったと、心から思った。

そして、エアー馬券遊びなる余興も二度とやらないと誓ったことは言うまでもない。

 

 

★★★

 

 

「サタンタンゴ」を鑑賞。

しかも今年に入ってもう三度目のチャレンジになる。

 

8時間という長丁場を目を背けずに鑑賞するのは半ば拷問に近い。

しかも無音・沈黙だらけの映画において、ガチンコで挑むのはやや骨が折れる作業である。

 

とは言え、この映画の凄さを知ってしまうと、8時間が光の速さとまでは言わないが、まあ飽きずに鑑賞できてしまうから不思議だ。

 

何と言っても意味不明なカメラワークにまず度肝を抜かれる。

このカット、一体どうやって撮影しているのだろう? と首を傾げてしまうレベルの凄まじいシーンが、これでもかと言わんばかりに立て続く。

 

無論ストーリーもしっかりしているのだが、「何でコイツが生きとんねん」というツッコミを入れたくて仕方ないところもある。

 

これ、編集しなかったら何時間あったのだろうか? なんて考えると思わずため息が漏れてしまうが、何というか監督の意向をフルで叶えた結果、この長さで落ち着いたのだろうなと推測する。削ったら成立しない気もするし。

 

来るべき「サタンタンゴ評価会」のその日まで、最低でももう一回は鑑賞して考察を深めたいと思っている。何度も言うが、私は普通のサラリーマンだ。

 

 

★★★★

 

 

しばらくブラックボックスにしていた「ライフライン問題」の全容が見えたのは今朝のこと。

 

書くのも怖くて、どう表現したら良いかわからないのだけど、結論としてはこうだ。

 

「取り立てないのは取り立てたら損をしてしまうから」

 

という事実を知った時、強烈な悪寒が身体中を駆け巡った。

 

東⚪︎電力も⚪︎京ガスも超悪徳企業じゃないか。

インテリヤクザの進化系ともいうべきその悪行の程に、しばし開いた口が塞がらなかったのは言うまでもない。

 

今後のネタのためにさらに放置を決め込む格好だが、脅し文句が軽すぎて怖かった。

光明ゼロの現状に於いて、この事実はかなり悩ましい。

 

せめて本社が漏電事故、片やガス爆発でぶっ飛んでくれたら少しは気持ちも和らぐのだけどね。なんてブラックな私が少しこんにちはをしてしまったか。。。

 

 

★★★★★

 

 

さて、そろそろ会社を出る時間である。

 

外出? いやいや、帰宅ですよ。

 

今から出ないと夜までに着かないもんでね。

 

ライフライン問題の全容が見えた時点で何だかかなり久しぶりに腹が減ったので、後輩をパシらせてオフィスグリコをつまんでもらう。

 

ビスコの偉大さを実感したところで、荷物をまとめようかなと。

 

何にもない様で、必ず何かが起きている。

私の人生は常に事件ばかりだった気がする。

 

その昔、仕事で著名な占い師に見てもらった際、「あなたは酷く失敗するが、ありえないレベルの成功を収めることになる」と言われたのだけど、それっていつだよ? そろそろ良くねぇか? と思いながら、歯を食いしばって今日も生きている。

 

一つだけ思うことがある。

 

多分大金を得たら寄付すると思う。

そういう気持ちって、多分恐怖を感じるレベルで貧乏になった経験がある奴じゃないとわからないだろうね。

 

辛い気持ちはよくわかるんだよね。

 

さて、グリコの時間だ。そろそろ後輩にミッションチャットを送らねば。

 

どなた様も良い週末を。

 

 

 

へば。

2024年2月14日(水)「もっと縛って!の巻」

頭痛が止まない。

体が重い。

鼻水が止まらない。

 

嫌な季節の到来。

今年こそはと思えど、やはり諸症状が出てしまう。

 

街中を占拠する花粉どもに憎しみを覚えつつ、今日も野外でタイピングに勤しむ。

 

で、今日の仕事のお供はヴェンダースである。

まずは「ことの次第」からスタート。

しかしすごい邦題だよな、これ。。。

 

 

※※※

 

 

今日は朝から仕事で日経平均についての記事を書いていたのだけど、ちょっと騒ぎのベクトルがおかしな方向に行ってる気がしてならない。

 

これまでの日経平均最高値はバブル期の3万8千何某円だったが、昨今の様子だとそれを超えるのでは? と何だかお祭り騒ぎになっている。

 

が、しかし。

当時とは背景が全く異なるのである。

何せバブル期である。今の不況とは真逆の好景気であり、ドンペリを浴びながらクラブで踊り狂う時代と一緒にしてはいけない。

 

喜んでいるのは投資家くらいのものだ。

 

そういう仕事をしていながらこんなことを言うのもなんだが、日経平均などどうでもいい。

 

 

 

※※※※※※

 

 

 

相変わらず映画を観ているのだけど、やはり自分の好みは物凄く偏っている気がしてならない。

一体なぜ『そういった類』の映画ばかり好むのか? その答えが何となくわかってきた。

 

要は『間』のある芝居が好きなのだと思う。

気を衒ったセリフなど要らず、ひたすら仕草と目線、そして風景で魅せる映画に心を奪われてしまう。

故に、自分の作品にも会話は少ない。

 

さらに言うなれば、「モノクロ」が好きだ。

カラーでも良いのだけど、わざとらしいセットが映るだけでかなり萎えてしまうので、セットよりも自然が良い。とにかくナチュラルなものが好みなのである。

 

ジャームッシュゴダール、さらにはヴェンダースが好きなのはその辺の好みが合致した作品が多いからなのだろう。

 

でも、リドリー・スコットはあまり好きじゃない。作品で言うと、イージー・ライダーなんかも別にどうでもいい。いやー気難しいな。

 

 

 

 

 

 

先日久しぶりに短編を書いたのだけど、何だかおかしな話で書いた自分が首を傾げてしまう内容だった。何せ物語の流れはこうだ・・・

 

墓地に入る→目当ての墓を探す→見つからず他人の墓に花を置いて帰る

 

それだけなのだから。

でも、テーマは「思い出」だったりするから意味がわからない。

 

前項の話ではないが、これもまた「間」だらけの作品になってしまった。

映画にするなら低予算で済むだろう。何せロケ地は墓地のみで、あとはひたすら歩いているだけなのだから。そこに意味はあるのか? と聞かれたら、多分あるんだと思うとしか言えないが。

 

とにかく僕が書く本は軒並み退屈である。

でも、それを理解してくれる人はいる。いや、いると信じたい。

マイノリティの極みだな。

 

 

 

※※ 

 

 

 

そういえば今日はバレンタインらしい。

しかも大安。

 

正直、バレンタインに良い思い出などない。

何せ物を貰うのが苦手なので、渡される時のあの独特の空気が逃げ出したくなるほど苦手である。

 

ただ、中年だけどそろそろ彼女でも欲しいなぁと思うことは屡々ある。

やはり人肌が恋しくなる時もあるさ。

まあ彼女をこさえている場合じゃないんだけどね。というか自宅に呼べないし。。。

 

さて、次は「666号室」だ。

ヴェンダースのドキュメンタリーは本当に面白い。

これは「映画」に関するドキュメントなのだけど、ゴダールの話もあってミーハー的に好きなのだが、スピルバーグは不要だろうと思っている。まあ、ジョージ・ルーカスよりはマシか。

 

ハリウッド嫌いとしては「異物」としか言いようがない。

 

 

 

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監督を「ハシゴ」するのが好きでたまらないのは、レイトショー時代の名残りなのだろうか。

かつては早稲田松竹に入り浸り、徹夜作業を抜け出して、夜な夜な鑑賞しに行ったものだ。5本立ての夜は興奮し、3本立てだとややがっかり。作品のまとめ方にもよるが、アレックス・コックスが最も輝いていた時代の3本立てには大興奮したなぁ。レポマン、シド・アンド・ナンシーストレート・トゥ・ヘルの3本立てって凄くないですか。。。ちなみに、ストレート・トゥ・ヘルにはジャームッシュが出演しています。さらに売れる前のコートニー・ラブカート・コバーンの元嫁)やジョー・ストラマー(クラッシュのフロントマン)なんかも出ていたっけな。コステロが出てたのもそうだった気がするが定かではない。

 

という訳で、今日明日はヴェンダース縛りで「映画8」の「仕事2」くらいの割合で過ごそうと思う。

嗚呼、温泉入りたい。。。

 

へば。

2024年2月12日(月)「俺はまだ、敗者ではないと思いたい」

ツイていない時はとことんツイていないものである。

 

気づけば2024年になってしまったが、私の暮らし向きは相変わらずといったところ。

 

あまりにツイていないので、アキ・カウリスマキの不幸三部作を舐めるように鑑賞している今日この頃だ。

 

「浮き雲」「過去のない男」「街のあかり」

 

正直どれもこれも素晴らしく面白い。

しかし、どれもそこまで不幸とは言い難く、まだ幸せじゃんと突っ込みたいところだ。

 

ちなみに私がカウリスマキ作品の中で一番好きなのは「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」である。あのバカバカしさがたまらない。

 

しかし、今の精神状態で笑いながら鑑賞できる自信はない。

 

で、話を戻そう。

 

カウリスマキの不幸三部作(公表されているのは「敗者三部作」もしくは「労働者三部作」という名称)とは、監督が提唱する現代の不条理を物語としてまとめたものであり、言わば社会の底辺に属する人間が転落するまでのアン・サクセスストーリーといったところだ。

 

中でも、最も好みなのは「過去のない男」なのだが、今回は三部作の締めとなる「街のあかり」をピックアップしようと思う。

 

ちなみに、「過去のない男」の劇中歌としてハマの名物バンド、クレイジー・ケン・バンドの曲が使われている。経緯は少々運命的で、同バンドのギタリストである小野瀬雅生氏は、かねてよりカウリスマキ監督の大ファンを公言しており、そんな彼がレコーディングに向かう飛行機の中でカウリスマキ監督にバッタリ遭遇、そこで自身が所属する同バンドのCDをプレゼントしたところ、何と映画の挿入歌として使われたという訳だ。そりゃ嬉しいわな。

 

で、本題に戻ろう。

 

 

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「街のあかり」は、警備会社に勤めるあるフリーターの転落劇である。

 

ネタバレ防止の為にあらすじ程度でお茶を濁すが、とにかくこの男、人から好かれない。

無口故に強固なATフィールドを張り、周囲を寄せ付けない空気を纏っている。

 

そんな彼はカフェで出会った一人の女性に恋をするのだが、それがいわゆる「クソビッチ」であり、詐欺師集団の妾ときたもんだから、彼は瞬く間にその女に騙され、挙句窃盗犯の濡れ衣を着せられ、収監されてしまうのである。

 

この映画で私が得た教訓は「話さないと損をする」ということに尽きる。

彼はその不幸を誰にも話さず、愚痴も溢さず、言い訳すらしない。

挙句誰からも信用されず、ただ流されるまま泥沼に堕ちてしまうのであった。

 

結局彼はある女性に救われるのだけど、語らずに自身を理解してくれる存在など稀有だし、よほど運が良くないとそんな人と巡り会うことはない。

 

現実の世界に置き換えてみるとわかるのだけど、本当のことを包み隠さず話せる関係って中々ないというか、いわゆる親友や恋人レベルの人じゃないと言えないものだと思う。

 

そしてそういう関係性を築けた時点である意味恵まれていると言っても過言ではない。

 

その点で言えば私の人生も恵まれている方なのかもしれない。

 

ただ、仕事運と女運が死ぬほど悪いだけなのだろう。

 

しかしこの映画、最後の最後でようやく「転調」を迎えるのだけど、それがなければ単なる不幸自慢話でしかない。何せツイていない。腹が立つ程ツイていないのだ。初見時はヤキモキしながら観ていたものだったし、何でそうなるのだ! とカウリスマキに少し腹が立った程である。

 

でも、最後は美しかった。

 

函館山から望む夜景の如く、はたまたスレンダーな女性の風呂上がりの肢体の如く美しいラストである。

 

一見チンケな話だが、規模こそ異なれど、誰にでも平等に幸せは訪れる。

それを教わった素晴らしい作品だった。

 

未見の方は是非一度ご賞味あれ。

 

 

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タバコを止めて久しいのだが、カウリスマキの映画に出てくるキャラクターはヘビースモーカーが多い。誰も彼も、空気を吸うようにタバコを吸っているものだから、つい手がタバコを持つ仕草に変形してしまう。まあ今喫煙者に戻ったら、間違いなく死に至るだろうからやらないが。

 

最後になるが、私が好きな映画は、どれもストーリーに抑揚がない。

ハリウッド映画みたいに壮絶なドラマもなければ、蕩けるようなラブストーリーも存在しない。

ただ日常の一コマを切り取り、それを編集しただけのもの。言うなればロードムービーが好みということになるのかな。

 

取って付けたような出来過ぎたストーリーなんか要らないのだ。

リアルであるということは、そういうことだ。

 

だから私が書く作品にも抑揚がない。

そうか、ウケない理由はそこなのか・・・何てとっくにわかっていたけどね。

 

という訳で、今夜はwi-fiスポットでダウンロードした好みの作品を漁るように鑑賞しようと思う。

すっかりカウリスマキの口になっているので、今夜は「パラダイスの夕暮れ」から鑑賞する予定だ。

 

しかし、カティ・オウティネンはそこまで美人でもないのにカウリスマキ映画には欠かせない素晴らしい女優だなと。もう還暦を過ぎているというのに、相変わらず魅力的なおばさんを演じているあたりが良いなぁと思う。何にしても「枯れ葉」が観たい。もう上映終わっちゃったかなぁ。。。

 

さて、そろそろ帰って寝ながら映画鑑賞といこう。

 

へば。