天命、そして伝説へ。

アラフィフのサラリーマンライター『椎間板』が、終末までに高所得者へ上り詰めるまでのプロセスについて書き綴っていくという、完全自己満ブログです。

くたばれハロウィン。

10月末日になると、各地でおかしな恰好をした老若男女が街を闊歩する。
 
光化学スモッグにヤられた訳でもないし、集団でアレをキメている訳でもない。
 
さらに言うなれば、区役所から100万円貰ってツィッターで依頼された訳でもない。
 
そう、それは未だ日本に馴染まない外国のお祭り、ハロウィンである。
 
子供がお菓子を求めて家々を巡るこのイベントが、近年の我が国ではおかしな解釈をされ、お祭り本来の意図など全く無視した単なる仮想パーティになってしまった。
 

その様子を見る度に、私は何だかガッカリしてしまう。

 
これからの日本を担う貴重な人材達がそんな醜態を晒し、事もあろうか時として軽トラックをひっくり返し、その上に乗って勝利の雄たけびを上げるという愚行に出たりするものだから始末が悪い。
 
昨年の事だ。
 
私の勤め先は、ハロウィンの日になると決まって地獄と化す渋谷付近に位置しており、休日出勤をした帰りに、何とその狂乱に巻き込まれてしまったのだ。

その様子はまるで、あしたのジョーにおけるあのシーン、少年院から脱走を企てた矢吹丈が、大量の家畜の豚を引き連れ、高等特等少年院の門に向かって突撃するアレに酷似していた。
 
僕は力石の様にその豚に向かって、思い切りパンチを見舞ってやりたい衝動に駆られた。そしてダメだと分かりつつも、鶏のコスプレをし、咥えタバコで交差点を闊歩していた若者にレバーブローを喰らわし、彼の様子も確認せずにその場を後にしたのだった。
 
何故そんな暴挙に出たのか? というと、

鶏が酔っ払っていたから(泥酔)であり、近くに小さな子供が歩いていたからに他ならない。

馬鹿一人の愚行によって、善良な市民、もとい人類の宝である子供が傷つけられるのは耐え難い。心の中で「いい加減にしろよこの馬鹿」と思いながら拳を振るった次第だ。


そんな事件もあって、私はハロウィンに対してもの凄い嫌悪感を抱いている。


先天的に協調性が無いあたりは認めよう。

しかし、それを楽しんでいるのはいい大人達である。IT用語で言うなれば、M1~M2、F1~F2層の働き盛りさん達だ。そんな彼らが集団でおかしな恰好に身を包み、ビール片手にガハハと笑いながら、都心を闊歩する異常な行為に賛同できるだろうか? 

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ハロウィンの惨状。


別に私は、マイノリティを気取っている訳ではない。

ただその行為に、一体何の意味があるのか? と問いたいのだ。

一晩の狂乱が明けると、街々にはゴミとおかしな恰好をしたまま果てている酔っ払いで溢れている。
 
それを非営利団体のボランティアスタッフ達が、能面の様な表情で片付けている様子を昨年ニュースで観た。
 
何だろう、このやるせなさは。
 

そして一体、ハロウィンって何だ??