天命、そして伝説へ。

アラフィフのサラリーマンライター『椎間板』が、終末までに高所得者へ上り詰めるまでのプロセスについて書き綴っていくという、完全自己満ブログです。

夜の散歩は。

昨晩観た強烈な夢のせいで、今日は一日中悶々とした気分で過ごす羽目になった。

 


時間が経てば経つほど記憶は薄れ、昼も過ぎれば、夢に出て来た女性が本当にあの娘なのか? と疑う程曖昧になる。

 


できる事なら忘れたくない。

 


しかし、現実との解離具合を痛感する度、生きているのがほとほと嫌になってしまうものだから、やはり早く忘れた方が良いのだろう。

 


そんな気分で選んだ今日のBGMは、RCサクセション

 


言わずと知れた、日本が誇るロックスター、故 忌野清志郎を擁するロックバンドである。

 


彼が亡くなってから早7年。

 


ライブよりも華やかな「ショー」が似合う生粋のスターであり、唯一無二の音楽性、キャラクター、カリスマを持つ稀代のロックンローラーとして、亡き今でも崇拝され続けている。

 


で、RCを聴いた。

というか、一日中同じアルバムリピートし続けながら働いていた。

 

 

 

シングル・マン

 

 

 

彼らの3rdアルバムであり、かの名曲「スローバラード」をラストに据えた名盤中の名盤だ。

 


しかし、お目当てはそれのみならず、収録曲のすべてだったりする。

 


特に挙げるなら6曲目「夜の散歩をしないかね」で、毎度の如く胸を打たれる。

次曲も捨て難いが、やはり「夜の〜」でタイピングが止まってしまう。

 


そして今日も、同じ曲の同じ場所で仕事の手を止め、席を立ったものだ。

 

 

 

 


死にたくなる程退屈な一日に限って、こういうアルバムを聴きたくなるのは何故なのか?

このアルバムが、私の生まれ年にリリースされたからなのか? はたまた単なるナルチシズムか?

 

 

 

今夜も勿論聴くつもりだ。

 

 

 

もしかしたら、このルーチンが昨晩の夢を観させる誘発剤になっているかも知れないからね。

 

 

 

さあ、明日の朝が来るまでに。

無味乾燥な一日が始まってしまうまでに、また至福の夜を過ごさせてもらいたいものだ。

 

 

 

イエーって言え。

 

 

 

お後が宜しい様で。

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