天命、そして伝説へ。

アラフィフのサラリーマンライター『椎間板』が、終末までに高所得者へ上り詰めるまでのプロセスについて書き綴っていくという、完全自己満ブログです。

街を行く。

今日も仕事らしい仕事はなく、ただ只管研修動画を視聴するのみだった。 しかしながら画面を凝視しながらデスクに張り付いている必要はないので、それを聞きながら地元を散策していた。 住み慣れた街故に、変化に気付く事などなかったが、25年前の面影など全…

ロックな写真家。

「SUKITA-刻まれたアーティストたちの一瞬-」を観ながら、ウィスキーをロックでガブ呑んでいたのが一時間程前の事。 そこまで写真には詳しくないが、鋤田正義さんの事は知っている。 デビッド・ボウイやマーク・ボランの有名な写真を撮った、日本が誇る写真…

恋よ、来い。

正直言って、結婚には失敗した様な気がしてならない。 結婚とは、夫婦が互いに助け合っていくものなんて言われているが、うちは全くそういう関係性を築けておらず、夫婦でありながら個々で生きている感じだ。 支えていないのだから、こちらも支えない。 なん…

ジャズとルネと敗戦処理の様な一日の始まり。

完全無職生活も二週間を過ぎた。 無気力且つ無欲。 一体自分はどんな化け物に変貌してしまうのだろうと恐れる。 そんな今日のBGMはスタン・ゲッツ。 言わずと知れた、米国生まれの伝説的なジャズサックス奏者である。 別段理由はないのだけど、何となくジャ…

煩悩で模られた何か。

もぬけの殻。 現在の我が姿を例えるならまあそんなところだ。 一日一件3,000円の激安なライティング仕事をこなし、あとは夢遊病者の如く近所を徘徊。 金がないので電車には乗らず、只管日に何十キロも歩いて果てるという無味乾燥な毎日である。 やることもな…

憧れについて。

昨晩、不意にテレビを点け、番組表を開いてみた。 すると、数分後から始まる番組が気になった。 「ビサイドボウイ〜ミック・ロンソンの軌跡〜」 知ってはいたが、観たことはなかったので、すぐさま録画ボタンを押し、同時に鑑賞することにした。 もちろんボ…

意味深な夢と顔見知りと。

完全なる無職生活も、実に一週間が過ぎた。 実入りゼロにして貯金ゼロの中年にとって、これは乗り越えるべき大きな試練の時間である。 電子タバコは一日二本迄。 飲酒は週に一度、発泡酒一本。 喫茶店も週に一度でアメリカンを一杯迄。 これであと二ヶ月をや…

逃避するしかない現実。

現実逃避も甚だしい昨今。 仕事も無ければやることもない毎日を過ごしていると、どうにも現世に嫌気がさしてくる事 を知った。 とりあえず、ぶっ壊れたPCを何とかすべくスマホを駆使し、激安で軽量なノートPCを探しまくった正月。 結局、妥協に妥協を重ね、…

新年の。

とにかく呑んでいる。 安いウィスキーを記憶が飛ぶまで毎晩。 年末に不幸があったので、世話になっている方々への新年の挨拶は避け、只管自分の殻に閉じこもって呑みまくっている。 フリーの依頼がちょこちょこ来ているので、ドンキばりに安い原稿料をもらい…

TODAY。

有馬記念が終わると、師走感がグッと高まる。 東京大賞典が終われば、既に晦日。。。 しかし、仕事はまだ決まらない。 誘いを受けていた数々の忘年会は既に不参加通知を出しているし、今年は不幸があったので、年賀状は出さない。 故に、年内に残されたミッ…

吐露。

結局、宙ぶらりんのまま、12月も佳境を迎えた。 愛犬を失い、仕事も決まらないまま。 つまりは狂人の一歩手前で生きている。 現在の勤め先からは何の連絡もなく、ただ最終日まで放ったらかしの憂き目に遭っているが、まあこちらとしてもその方が好都合だ。 …

心境、1217。

黙っていても時間は過ぎて行く訳で、気付いたらもう夜だった。 亡霊社員として会社に籍を置く私は、仕事しようがするまいが、今や誰からも咎められたりはしない。 まあそりゃそうだ。 程よくクビにした訳で、辞めるまで好きにしていいと言われたから、職場放…

クロージング・タイム。

最愛の息子の亡骸は、今も僕の目の前にある。 安置所に連れて行く男を追い返し、強引に引き取り日時を変更したのが今日の朝の事だった。 「お気持ちはお察し致しますが、明日の午前中にはお預け頂かないと、葬儀までに準備が間に合わなくなるので、、、」 そ…

ロス。

あと二週間で完全な無職と化す45歳。 未だ仕事は決まっていない。 さらにここにきて、最大の不幸に見舞われる。 我が命よりも大切な愛犬が、昨日突然他界したのだ。 経緯は割愛する。 思い出すと発狂してしまうだろうし、何より理性が保てないだろうから。 …

堕落。

とにかく眠れない。 最近の愛読書がヘミングウェイとカズオ・イシグロであるあたりの問題なのか? はたまた、TVKで再放送中のあぶない刑事を毎週楽しみにしていることも要因のひとつか、、、。 まあそんなチンケな事ではない。 仕事が無いってのが最大の理由…

ナチュラル禁錮。

電話が鳴るとビクっとし、朝イチで電気のスイッチを押す手も震える。 ほぼ禁断症状。 とりあえず訳あって、家から出られないという。 物音を立てず、暗い部屋でじっとしていると、自分が今、なぜ世の中に存在しているのか、その意味がわからなくなってしまう…

心にぽっかり穴が空いたよ。

何て日だ。 ついそう発したのは昨日の朝だ。 永遠の次元大介、小林清志氏が勇退。 亡くなった訳ではないが、この虚無感は何だろう。 山田康雄氏が亡くなり、納谷悟朗氏も亡くなった。そして井上真樹夫氏も亡くなり、増山江威子さんは引退。 クリカンはさてお…

つまらない夕暮れに。

あまりに不毛過ぎて、今日も定時まで辛抱出来なかった。 早退する旨をチャットでチーム内に知らせようが、反応は皆無。 俺は何てこの会社にいるのか? 甚だ疑問である。 自宅を後にして、近所の公園で向田邦子のエッセイを読みながら、毎日の不安を紛らわす…

地獄のバカンス。

書類に落ちる事、実に76社。 家庭にも、会社にも私の居場所は無いと悟った8月2日の朝、何となく会社に休暇を申請し、2日間フラフラした。 側から見れば、それなりの身分かも知れない。 家庭があり、家もある。 さらに勤め先は一部上場企業ときている。 しか…

偉人の虚言。

「四十にして惑わず」なんで言われるが、それはリア充さん限定で当てはまるのだろう。 四十半ばに差し掛かろうという今でも、私は毎日迷いまくっている。 仕事に対するモチベーションの低さしかり、目下家庭内別居中の極悪な夫婦関係、さらには年老いた愛犬…

古き良き。

ここ二週間で、『ナイト・オン・ザ・プラネット』を30回以上観ている。 さらに、同作品のサントラを常に聴いていたりもする。 それも、風呂に入る時以外、殆どの時間だ。 好きな作品を舐める様にじっくりと観て、聴いて、常に現実から逃げている。 長年、レ…

ブルー・マック・ブルー。

Macが壊れた。 これはかなりショック。 書き溜めた原稿データはクラウド上に保存してあるが、それを作成するツールを失ったのは、もはや惨劇と言える。 安いWindowsで我慢しろ? 馬鹿を言うな。 Macでしか使えないテキストソフトで作成しているし、何よりデ…

夜の帳が下りるまで。

金が無い生活に慣れてきた。 彼此もう10年になる。 時代遅れの古着とスニーカー。そして数本のレイバンが、精一杯の若作りアイテムだ。 別宅、外車、そして我が城とも言えた小さな自社ビル。それら全てを失って、残ったのはほんの僅かの財産のみ。それも、値…

戦力外、44。

寝耳に水、という訳ではなかったが、勤め先から戦力外通告を言い渡される。 確かに実績を作れなかった負い目はある。 がしかし。 結果だけで見るなら、私と同レベルの社員はいくらでもいるし、年齢だって近い人も少なくない。 なぜ自分なのか。 既に無気力で…

疲労困憊。

ああ、もう無理だなこれ。 そう唐突に思った。 吹けば飛ぶ様な小さな会社だったが、経営者時代が自分のピークであり、あの時の諸々を凌駕するのは無理だ。 賞与は出ず、業績不振で給与もカット。さらに色々と差っ引かれて、口座に残るは数千円。 払うべきも…

夜の散歩は。

昨晩観た強烈な夢のせいで、今日は一日中悶々とした気分で過ごす羽目になった。 時間が経てば経つほど記憶は薄れ、昼も過ぎれば、夢に出て来た女性が本当にあの娘なのか? と疑う程曖昧になる。 できる事なら忘れたくない。 しかし、現実との解離具合を痛感…

まるで、ポルノ。

長いこと、観たかった夢を観た。 とは言え、大してドラマティックな内容ではない。単に中年カップルが過去を美化し合い、少ない余生を共に生きようと誓い合いながらまぐわう。 ただそれだけ。 40代も半ばに差し掛かれば、目標や願望のいくつかを諦めなければ…

絶賛的な。

絶賛パワハラ中。 と書けば、何とタチの悪い中年かと言われてしまいそうだが、私は受け側だったりする。 若作り中年、ジジイ、経歴詐称オヤジ、クソ野郎、などなど、枚挙にいとまがない程に、下らない渾名をつけられている。 因みに無論、経歴詐称などしてい…

インディペンデントなメインストリーム。

かつて、外山三郎(仮名)というコピーライターをインタビューした事があった。 「コピーはアートではない」 彼は僅か120分のインタビュー中、その言葉を25回も放った。しかも吐き捨てる様にだ。 彼はアーティスティックなコピーライターを心底嫌い、我こそ…

交差点に棲む悪魔の話。

ブルースの祖、ロバート・ジョンソンのドキュメント・ムービーを観た。 彼はかつて、何の変哲もないありふれたギタリストだったそうで、おまけに技術は皆無だったという。 しかし、しばらく街から姿を消し、久しぶりに戻って来た時には、誰も弾く事が出来な…